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結婚も考える彼がいるのに元カレからの連絡。会うべき?

結婚も考える彼がいるのに元カレからの連絡。会うべき?

元カレからの突然の連絡

「なんで今さら?」その戸惑いは自然なもの

将来も真剣にお互い考えている彼がいて、幸せな毎日。
そんなときに、忘れたはずの元カレから突然連絡が来たら──心が揺れない方が難しいですよね。

「どうして今になって連絡してきたの?」
「もう終わったはずなのに…なんで私の心、こんなにざわつくの?」

そんな風に思ってしまうのは、あなたが今の関係を大切に思っている証拠でもあります。
軽く扱っていないからこそ、過去の恋が再び目の前に現れたとき、自分の気持ちに戸惑ってしまうのです。

忘れたつもりでも心の奥に残っていた思い出

元カレとの思い出は、きっと簡単に消えるものではありません。
とくに「一番好きだった人」や、「なんらかの理由で別れたけれど嫌いになれなかった人」の記憶は、ふとしたきっかけで鮮やかに蘇るもの。

いま、心が揺れているからといって、あなたが今の彼を軽んじているわけではありません。
むしろ、どちらも大切に思ってしまうからこそ、葛藤が生まれるのです。

「会ってもいいのかな?」その気持ちも否定しなくていい

「よりを戻すつもりはないけれど、会うだけなら…」
そんな気持ちが湧いてくるのも、正直な心の動きかもしれません。
それをいけないことだと決めつけて、自分を責めなくて大丈夫。

大切なのは、「なぜ会いたいと思うのか」という、自分の気持ちの理由を知ること。
その答えは、これからゆっくり一緒に探していきましょう。

なぜ別れたのかを思い出して

別れたことには理由がある

元カレのことを「好きだった」と思う気持ちに嘘はないと思います。
だからこそ、連絡が来たときに心がざわついたのでしょう。

でも、思い出してみてください。
ふたりは、どうして別れることになったのでしょうか?

性格の不一致、将来の価値観のズレ、タイミング、傷つけ合ってしまった言葉…。
どんな理由であれ、「別れなければならなかった理由」が、きっとあったはずです。

当時の自分が、一生懸命考えてもがいて出した答えは正しくなかったと思いますか?

思い出は美化される

人の記憶は、時間が経つほどに「都合のいい部分だけ」を残していくことがあります。
とくに恋愛の記憶は、思い出すたびに少しずつ色を変えていくもの。

「やっぱりあの人が一番だったのかも」
「今の彼にはない魅力が、あの人にはあった」

そんな風に感じるのは、今の関係に慣れ、日常になってきた証拠かもしれません。
でも、冷静に考えてみてください。
あなたが恋しかったのは「今の元カレ」ではなく、「あの頃の彼」ではないですか?

そして、その「あの頃の彼」は、あなたの記憶の中で少しずつ理想化されている可能性もあるのです。
今、会ったとして「あの頃の彼」とはまったく違う彼になっているかも。

あのとき、幸せだったのは事実

元カレとの時間が大切な思い出であることに変わりはありません。
幸せだった記憶を否定する必要はないし、自分の過去をなかったことにする必要もありません。

でも、それと「今会うべきかどうか」は、まったく別の話。

あなたはすでに、「別れ」という選択をした経験を持っている。
その決断をした理由と向き合うことが、今の揺れる気持ちを整理する第一歩になるかもしれません。

迷う理由は「今が不満だから」ではない

元カレが心から消えない理由が、今の彼のせいであるとは限りません。
むしろ、今が幸せだからこそ、「あの恋と比べてしまう」こともあるのです。

人間は常に「ないものねだり」。
比べてしまうのは、自然な感情です。
そこで「どちらが上か下か」を決める必要はなく、自分の気持ちや望みに気づくきっかけにすればいいのです。

今カレと元カレ、どちらが大事?見極めるための3つの視点

1. 一緒にいるときの「自分」が好きなのはどっち?

恋愛の相手として、「どちらの人が素敵か」を考えるのではなく、「どちらと一緒にいるときの自分が、より自然で、心地よくいられるか」を感じてみてください。

元カレと一緒にいたときの自分は、どんなふうに笑っていましたか?
今の彼といるときのあなたは、どんな表情をしていますか?

恋は、相手を好きになると同時に、「その人といる自分を好きになれるか」がとても大事。
その感覚は、頭ではなく心で感じるものです。

2. 一緒に未来を思い描けるのはどちら?

もしもふたりで住むとしたら?
もしも人生の転機が訪れたとき、支え合えるのはどちら?

そんな風に、数年後の未来をリアルに想像してみると、
今のあなたにとって「大事にしたい関係」がどちらなのかが見えてくるかもしれません。

ドキドキやときめきも恋には大切ですが、長く一緒に歩む関係には、安心感や信頼も欠かせません。

「この人となら、どんなことも乗り越えられる」
そう思える相手が、あなたにとって本当に大事な人かもしれません。

3. どちらを失ったとき、より後悔する?

少し極端な問いかもしれませんが、「どちらかともう二度と会えなくなるとしたら、どちらがよりつらい?」と考えてみてください。

直感的に「それは無理」と感じる方が、あなたの心が深く結びついている人。
理屈ではなく、感情の反応に目を向けてみることも、答えを見つけるヒントになります。

それでも会いたいと思うなら

会うことでしか得られない答えもある

「やっぱり一度だけでも会ってみたい」
そう思ってしまう気持ちを、無理に否定する必要はありません。

会ってみないとわからないことも、確かにあります。
過去の自分と向き合い、今の自分の気持ちをはっきりさせるために、“再会”という選択が意味を持つこともあるでしょう。

ただし、それには一つだけ大切な条件があります。
それは、「今の自分の気持ちに正直であること」。
なんとなく会うのではなく、「なぜ会いたいのか」を自分の中ではっきりさせてからにしましょう。

中途半端な気持ちは誰も幸せにしない

会いたい気持ちはあるけれど、今の彼と別れる気はない。
それは決して珍しいことではありません。
でも、そんな曖昧な状態で元カレと会えば、今の彼にも、元カレにも、そして何より自分自身にも嘘をつくことになります。

あなたの中にほんの少しでも「やり直したいかも」という気持ちがあるなら、それを自覚した上で会うことが、最低限の誠意です。

「一度くらいなら」
「気持ちはないから大丈夫」
そんな軽い気持ちで会うと、自分でも想像していなかった方向へ心が動いてしまうこともあります。

本当に会ってよかったと思えるために

会った後で、「なんでこんなことしたんだろう」と後悔しないために。
どんな結果になっても、「これでよかった」と思える自分であるために。

一度立ち止まって、自分にこう問いかけてみてください。

「私は、何を期待してこの人に会いたいの?」
「その期待が叶わなかったとしても、会った意味があると思える?」

その答えが、自分自身を守る道しるべになるはずです。

過去と向き合うことは今と未来を大切にすること

自分と向き合うチャンスかもしれない

突然の連絡に心が揺れたことで、あなたは改めて「今の自分の気持ち」と向き合うことになったかもしれません。
それは決して悪いことではありません。
むしろ、自分の心の奥底にある思いや、見ないようにしていた感情に気づくチャンスでもあるのです。

元カレという存在は、あなたの過去を映す鏡のようなもの。
でもその鏡を覗いたときに見えるのは、「あの頃の恋」だけでなく「今の自分がどう生きたいのか」「どんな愛を選びたいのか」といった、未来へのヒントでもあります。

今の彼との未来を大切に思えるなら

元カレと再びつながることを選ぶ人もいれば、思い出のままそっと胸にしまう人もいます。
どちらが正解ということはありません。
大切なのは、「自分にとって本当に大切なものは何か」を、ちゃんと見つめること。

もし今の彼と過ごす日々が、穏やかで、やさしくて、未来を描けるものなら──
それはきっと、過去の恋がくれた学びの上に成り立った、あなた自身の選択です。

誰かと別れたことも、誰かと続けていることも、すべてがあなたの人生のかけがえのない一部。
そのすべてを認めてあげることが、「今の幸せ」をしっかり抱きしめる第一歩になります。

自分の決断を信じて

どんな気持ちになったとしても、どんな選択をしたとしても、
そのたびに迷い、悩みながら、自分なりに出した答えなら、大丈夫。

「これでよかった」と思える日は、いつかきっとやってきます。
だからどうか、自分の気持ちを否定せず、大切にしてあげてください。

あなたが選んだ今の関係も、悩んだ時間も、すべてがあなたを形づくる、大切な物語の一部です。

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